飲み薬は妊活に影響するの？

妊活中はいつ赤ちゃんを授かっても良いように、できるだけ万全を期しておきたいものです。

「妊娠中に薬は飲まない方が良い」という情報もあるため、妊活中に体調を崩しても、風邪薬や頭痛薬を飲んでも良いのか悩んでしまう方も多いものです。

基本的に、市販薬には胎児の奇形を起こすほどの成分は入っていないと言われており、妊娠中に飲むと危険な薬はあまり多くありませんが、薬の影響によって着床しなかったり、流産してしまう可能性もないとは言い切れません。

また、妊娠4～7週目は「絶対感受期」と呼ばれ、胎児への薬の影響が最も出やすく、先天異常の危険性が指摘されています。

ですから、妊活中に妊娠の可能性がある場合には、風邪薬や頭痛薬であってもできるだけ避けた方が安全です。

風邪薬や頭痛薬を安全に使う！薬の種類とタイミング

妊活中に風邪薬や頭痛薬を使いたい場合には、「タイミング（いつ飲むか）」と「薬の種類（どのような薬を飲むか）」に気を付けることが大切です。

妊活中に薬を飲むタイミング

生理中～直後など、妊活中でも授かっていないと分かる時期は、もちろん市販の風邪薬や頭痛薬を飲んでも大丈夫です。

市販の風邪薬や頭痛薬は、どんな薬でも12時間ほど経てば代謝され、体の外に排出されます。

何日も体に残っているわけではありませんので、症状が辛い時には我慢せずに薬に頼りましょう。

ただし、排卵日～次の生理が来るまでの間は、いつどこで赤ちゃんを授かってもおかしくありません。

市販薬は胎児への影響は少ないとはいえ、リスクがないとは言い切れませんから、薬の服用には注意したいところです。

また、処方薬であれば、抗生物質や持病の薬（睡眠薬、向精神薬・抗うつ剤、降圧薬など）は、妊婦に禁忌とされていることも多いため、妊娠の可能性があるのであれば必ず医師に相談してください。

妊活中の薬の選び方

薬の外箱や、中の説明書には、妊婦や妊娠の可能性がある場合に服用できるかどうかが明記されていますが、風邪薬や頭痛薬など一般的によく飲まれる薬は「医師、薬剤師または登録販売者に相談してください」とされていることがほとんどで、良いとも悪いとも記載されていません。

妊娠していないと分かっているタイミングは、その薬を飲んでも大丈夫ですが、もし妊娠の可能性が少しでもあるのであれば、面倒でも病院を受診して、いつも飲んでいる市販薬を服用して大丈夫なのか確認しておきましょう。

妊活の相談や不妊治療などで病院に通っている場合は、そちらの担当医に相談するようすると、医師も薬についてのアドバイスをしやすくなります。

また、妊娠中でも安心して飲める処方薬をもらっておけば、市販の風邪薬や頭痛薬に頼らなくても良いので安心できますよ。

妊活中は免疫力アップを心がけて

身近な風邪薬や頭痛薬であっても、妊活中は赤ちゃんへの影響が気になってしまうものです。

ですから、妊活中は栄養バランスの良い食事や、規則正しい生活を心がけて、免疫力を高めておくことが非常に大切です。

「妊娠力を高める体作り」にもありますが、健康な体を作ることは、妊娠力を高めることにもつながります。

もし、仕事などで忙しく、生活までなかなか気が回らない時には、栄養を補うサプリメントを摂取することも1つの選択です。

「妊活サプリメント口コミランキング」でも紹介している各種サプリメントには、健康な体作りに役立つ栄養がしっかりと配合されていますので、免疫力アップにも役立ちます。

また、薬と違い、妊娠中でも飲むことが出来るサプリメントなので、安全面も優れています。